下咽頭の粘膜にできる悪性腫瘍です。
はじめの症状はのどの異物感やつまる感じ程度と、かなり大きくなるまで自覚症状が現れにくく、発見が遅れます。進むとものが飲みこめなくなり、喉頭(図1参照)まで広がると声がかれることもあります。
放射線や化学療法(くすり)でできるだけ小さくしたのち、喉頭を含めて手術で切りとり、頚部のリンパ節も取り除きます。