• のど以外の病気

肥満症 ひまんしょう

のどの病気

どんな病気?

肥満症は、肥満により糖尿病や脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などの合併症がある、 あるいはこれらの合併症になるリスクが高いことを指します。 単に太っている状態を表す肥満とは異なり、医学的な減量治療が必要で、病気として診断されます。

症状は?

肥満症に合併するのどの症状には、睡眠時無呼吸症候群と肥満低換気症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸や低呼吸が頻繁に起こり、いびきや日中の眠気などの症状があらわれます。
肥満低換気症候群は、肥満によって1回の呼吸で吸える息の量が少なくなってしまい、 体の中に二酸化炭素がたまっていく状態です。

治療法は?

治療の基本は減量で、肥満に伴う病気の予防や改善を目指します。
医師や管理栄養士など専門家の指導のもと、生活や環境に合った食事療法と運動療法に取り組みます。
それでも結果が不十分な場合、かつ高度な肥満症の場合には、薬物療法が検討されます。 さらに、胃の一部を切除して長期的に減量を維持する外科療法も選択肢になります。

監修 本橋玲先生
東京医科大学病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医
  • 耳鼻咽喉科専門医研修指導医
  • 日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医
  • 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定喉頭形成手術実施医
  • 日本音声言語医学会認定音声言語認定医
  • 痙攣性発声障害ボトックス施行医
この記事をシェアする
Facebook X LINE
監修 本橋玲先生
東京医科大学病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医
  • 耳鼻咽喉科専門医研修指導医
  • 日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医
  • 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定喉頭形成手術実施医
  • 日本音声言語医学会認定音声言語認定医
  • 痙攣性発声障害ボトックス施行医

のどの病気