扁桃周囲膿瘍へんとうしゅういのうよう
どんな病気?
口蓋扁桃の外側にうみがたまる病気。急性扁桃炎に続いて起こることが多く、子どもよりむしろ大人に多く見られます。
症状は?
扁桃の外側が極端に赤く腫れあがり、押すとひどく痛みます。多くは片側だけに起こりますが、ときには両方がやられる人もいます。のどの痛み、飲み込む時の痛みがひどく、口を開いても痛いので、水を飲むことや食べること、話すこともできないくらいです。高い熱が出て、栄養もとれないため、全身状態が非常に悪くなります。
対処は?
耳鼻科で診断を受けます。膿瘍であることがはっきりすれば、切ってウミを出す治療法が原則です。ウミが出ると同時に痛みがひき、口も開くようになります。