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のど研究室 特集記事「のどのあれこれ 『ホント? ウソ?』」を公開しました

2025.03.27 お知らせ

のどに刺さった小骨の処置、診察時の口の開け方etc.……知っておきたい健康豆知識

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のどのあれこれ 「ホント? ウソ?」」  

小骨がのどに刺さったらどうする? そんな知っておきたい、のどにまつわるホント?ウソ?について、耳鼻咽喉科専門医の石井正則先生に伺いました。

のどに魚の骨が刺さったら……ごはんを丸呑みすればいい?

魚を食べているときに、のどに魚の骨が刺さって、痛い思いをした経験がある人は多いでしょう。「ごはんを丸呑みすれば取れるよ」そう聞いて育ったという人も少なくないと思いますが、それはまったくおすすめできません。 ごはんを丸呑みすることで、さらに深く刺さってしまったり、表に出ている骨の一部だけが折れて、粘膜に残ってしまったりすることもあります。そうなると取り除くのは難しくなり、痛みも治りません。ウナギ、アジ、サンマ、イワシなど、骨が細く小さいと自然に取れる場合もありますが、タイやブリは骨が太くて硬いので要注意。細い骨でも太い骨でもそのまま残ると炎症を起こしたり、万が一の場合は周囲が膿んで腫れ上がったり、呼吸困難になったり、血管や臓器を傷つけてしまう恐れもあります。 刺さった位置が浅くて、魚の骨がよく見えるのであれば、抜いてもかまいませんが、うがいをして水を吐き出してみて、骨も一緒に吐き出すことができなければ、耳鼻咽喉科をできるだけ速やかに受診してください。医療機関では、鉗子(かんし)付きのファイバースコープなど専門の器具を使って取り除きます。

 

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