ニュース
のど研究室 特集記事「声で印象アップ!自信がつく「声の出し方」」を公開しました
腹式呼吸と発音のコツをマスターして聞き取りやすい魅力的な発声に
▼▼▼今すぐ記事を読む▼▼▼
「声で印象アップ!自信がつく「声の出し方」」
ハキハキとして聞き取りやすい声や、心地よく響く声は、その人の印象をよくする効果があります。「声は短期間で変えられますし、驚くほどの効果が期待できますよ」という元NHKキャスターの牛窪万里子さんにお話を伺いました。
腹式呼吸を使って発声する
幼いころ「お腹から声を出しなさい」と、親や先生から言われたことはありませんか?
いい声を出す基本は、お腹から声を出すこと。アナウンサーはみんな腹式呼吸で声を出しています。腹式呼吸の発声は、お腹の筋肉も使って空気をたくさん吸い込めるため、息を強く、長く吐けるようになり、声帯がより振動して、自然と聞き取りやすい声が出るのです。また、ワンブレス(一息)が長く持つので、一文を途切れることなく、なめらかに話せるようにもなります。
よく、声が途切れがちになったり、相手から聞き返されたりするという人は、呼吸が浅いのかもしれません。
[主な原因]
□お腹に手を当てて深呼吸してみましょう。息を吐くときはおなかがへこみ、息を吸うときにおなかがふくらんだら腹式呼吸ができています。
□腹式呼吸は横隔膜を上下させ、お腹をふくらませたりへこませたりする呼吸法です。男性は普段から主に腹式呼吸を使っていますが、女性は胸式呼吸(肋間筋〈肋骨と肋骨の間にある筋肉〉を動かす呼吸法)をすることが多く、その場合、お腹の動きは逆になり、肩が上下します。