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のど研究室 特集記事「のどの痛み どうして起こる?」を公開しました

2025.03.03 お知らせ

咽頭痛と嚥下痛、痛みが起こるメカニズムと原因

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のどの痛み どうして起こる?」  

春が近づくと日中と夜の気温差が大きくなります。空気は乾燥し、花粉も多く飛ぶようになり、のども乾燥しやすく、痛みが出やすい季節。風邪のひき始めのサインがのどの痛みということもよくあります。のどが痛くなる仕組みを知れば、風邪予防にも役立ちます。石井正則先生にお話を伺いました。

のどの炎症が痛みを引き起こす

「のどが痛い」というときは、いわゆるのどに痛みを感じる咽頭痛(いんとうつう)と、唾などを飲み込むときに感じる嚥下痛(えんげつう)の二つがありますが、どちらも主な原因は炎症です。
のどは粘膜によって守られていますが、ウイルスや細菌などが、のどの粘膜に侵入して増殖すると、からだを守ろうとする防御反応として炎症が起こります。 炎症を起こした患部には、ウイルスや細菌などと戦うため、血管が広がって血液と一緒に免疫細胞がやってきます。すると患部は腫れ、免疫細胞から生み出された炎症物質がその周りの神経を刺激するため、違和感を覚えたり、痛みが起こったりするというわけです。<
>炎症が起こると、腫れや痛み、熱、イガイガとした違和感などが出てつらいのですが、免疫が働いてウイルスや細菌などと闘っている状態ともいえます。<
>のどの炎症が声帯などに起こると声がかれたり、気管のほうに影響すると咳や痰が出たりします。

 

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