声が出ない
声が出なくなる原因は?
私たちが話をする時、肺から送り出された空気によってのど(喉)の奥にある声帯が振動し、声が出ます。声が出なくなる原因としては、「のど(喉)や声帯に障害が生じている」「神経に障害が生じている」「のど(喉)や声帯、神経に原因が見つからない」の大きく3つに分類されます。
原因①のど(喉)や声帯に障害が生じている
感冒(かぜ)などでのど(喉)の炎症が起きたときや声帯ポリープや声帯結節など声帯の病気が原因となります。原因に合わせて薬物治療や手術で治療します。
原因②神経に障害が生じている
声帯を支配する反回神経の麻痺や、パーキンソン病で神経に障害が生じて声が出なくなることがあります。
原因がみつからない場合はストレスが関係していることも
検査をしてものど(喉)や声帯、神経に原因が見つからない場合、ストレスなどの精神的な要因によるものや、のど(喉)の誤った使い方によるものが考えられます。薬物治療と一緒に、発声の習慣や方法を変えるための音声治療が選択肢となります。医師が必要と判断した時は心療内科や精神科の受診がすすめられます。

- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医
- 耳鼻咽喉科専門医研修指導医
- 日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医
- 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定喉頭形成手術実施医
- 日本音声言語医学会認定音声言語認定医
- 痙攣性発声障害ボトックス施行医

- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医
- 耳鼻咽喉科専門医研修指導医
- 日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医
- 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定喉頭形成手術実施医
- 日本音声言語医学会認定音声言語認定医
- 痙攣性発声障害ボトックス施行医