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「耳鼻科医から見たアーティストと演奏 第32回」を公開しました

2025.12.02 お知らせ

耳鼻科医の立場から、医学と演奏を探る

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「耳鼻科医から見たアーティストと演奏 第32回」


ゲスト:笛田博昭さん(テノール)、お話:竹田数章(仙川耳鼻咽喉科院長)

笛田はこの日、鼻とのどの不調を訴えたため、連載史上初めて実際の治療を受けた。

<音楽之友社刊「音楽の友」2025年11月号掲載>

 

コロナの後遺症

笛田
私は、新型コロナに2回罹ってしまいました。1回目のとき、竹田先生のクリニックにうかがい、Bスポット治療(上咽頭擦過療法)をしていただきました。新型コロナウイルスが流行し始めて、早い時期に罹り、肺炎も患って入院しました。その後の半年間、思うように歌えず、急に調子が悪くなることもありました。私は、もともと喘息を持っています。

竹田コロナに罹った人で、喘息のような症状が出るケースは多く、吸入薬を使ってもらいます。そうすると、早めに抑えることもできます。流行初期のころは、重症化しやすかったと思います。ハイリスクの人たちがいて、その一つが、もともと喘息を持っている人です。糖尿病を患っている人も、要注意ですね。

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