声がかれる・かすれる

のどの症状

声に何らかの変化が出てきたら

声帯や喉頭に異常が起きた

声を出す部分は、声帯を中心とした喉頭と呼ばれるところです。声に何らかの変化が出てきたら、声帯や喉頭に異常が起きたことを表します。理由はともかく、かすれ声が1週間以上続いたら、耳鼻咽喉科を受診しましょう。声のかすれだけでなく、熱、だるさ、鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛みなどをともなえば、カゼによる急性喉頭炎が疑われます。一時的な声のかすれは、大半がこれです。

大きな声を出しすぎると声がすれが起こります

小学生ぐらいの子どもの場合、学校や遊び場などで大きな声を出しすぎると声がすれが起こります。学童嗄声と呼ばれるもので、しばらく大きな声を出さないで声帯や喉頭を酷使しないようにしていれば、やがて治ります。大人で、声をよく使う仕事の人の声がかすれたときには、のどの使いすぎによる声帯の炎症や、声帯ポリープが疑われます。声を出さないでいれば治りますが、声を出すことが仕事の人はそうもいかず、一定期間休んで切除手術をしたり、専門医によって声を出し続けながら治療したりすることになります。

中年以上の場合、ポリープ様声帯が最も疑われます

飲酒、喫煙、副流煙は喉頭にとって非常に厳しい環境

最近は、仕事ではなく、カラオケで声を出し過ぎてできる声帯ポリープも見かけられます。これには飲酒や喫煙あるいは副流煙も関係しているようです。中年以上の女性が長期間にわたってしゃがれ声になっている場合、ポリープ様声帯が最も疑われ、大半は10年以上の喫煙者です。タバコがのどに良くないことはわかりやすいのですが、お酒ものどを刺激するとともに脱水を招いて喉頭を痛める原因となり、この二つが重なると、喉頭にとっては非常に厳しい環境となります。40代以上の男性でタバコをよく吸う人の声がかすれてきたら、喉頭がんの疑いがあります。すぐに総合病院の耳鼻咽喉科で検査を受けましょう。

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