睡眠時無呼吸症候群すいみんじ むこきゅうしょうこうぐん

のどの病気

どんな病気?

夜間、眠っているあいだに、激しいいびきをかくとともに、10秒ぐらい呼吸がとまり、これを一晩に何度もくり返す病気です。突然死との関わりが議論されていますが、脳の呼吸中枢の病気によるものと、扁桃肥大やアデノイド肥大、鼻づまりなどの病気によるものとがあります。

症状は?

睡眠中の大いびき、息を吸う時と吐く時の往復のいびき。それにともなうひっかかるような10秒間以上の呼吸停止。

対処は?

これらの症状には本人よりも家族が気づくことが多いので、気づいたらすぐに本人に知らせ、耳鼻科、できればいびき外来を受診しましょう。ほんとうに睡眠時無呼吸症候群か検査してもらい、もしそうなら原因を探り、それを治療してもらいます。子どもにも起こりますが、これはアデノイドなどが極端に大きくなっていることが原因で、手術で治ります。放置すると心臓障害や、突然死の原因となることがありますから、甘く見ないようにしましょう。

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