どんな病気?
急性副鼻腔炎が治らず、慢性化したもの。
症状は?
鼻水、鼻づまり、頭重感など。鼻づまりのため口吸となり、のどへまわった鼻水が気管支にまわって気管支炎を起こすこともあります。また、嗅覚障害、集中力の低下も起こります。
対処は?
副鼻腔内に、粘膜の腫れをとって粘液を排出しやすくするため血管収縮薬をスプレイし、きれいになった鼻腔や副鼻腔に、抗生物質、副腎皮質ホルモンなどを噴霧する療法を行います。ウミ汁が固形化すると自然には排出されないので、手術が必要になりますが、子どもの場合には副鼻腔は発達段階にあるため、15歳ぐらいまでは原則として手術は行いません。