うつ病・うつ病性障害うつびょう・うつびょうせいしょうがい

のどの病気

どんな病気?

新しい精神科の病気の分類では「気分障害」と呼ばれる心の病気の一つ。原因は、体質的な面や、性格的なもの、また大きなストレス、強いストレスなどが重なって発症すると考えられています。

症状は?

基本にあるのは落ち込んだ気持ち(抑うつ感情)で、気が沈む、気分がすぐれない、何かをやる気がしない、何をしても楽しい気持ちがしないなどと訴え、周囲に対する興味や関心を失います。表情や動作にもこの気分が反映され、活気がなく、悲しげになります。とくに朝が気分が悪く、夜になるとやや軽くなります。不眠や食欲減退、性欲減退などの身体症状も伴います。最近ではさらに、胃・十二指腸潰瘍、頭痛、呼吸困難など身体の病気が表面に出る「仮面うつ病」など軽いうつ病が多く、症状も多彩です。

対処は?

うつ病は心のカゼといわれるぐらい、現代人にはポピュラーな病気です。深刻に考えず、精神科医を受診し助力をたのみましょう。病気の初期や回復期には、死にたいと思ったり、自殺を企てたりすることがあります。家族は、励ましたり叱咤したりせず、心身の負担を軽くするなど十分に休養できるよう援助してあげてください。

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