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のど研究室 特集記事「声がれの原因と対処法」を公開しました
ご用心!のど(喉)の異常サイン「声がれ」とは?
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新型コロナウイルス感染症対策が緩和され、お祭りなどのイベントも復活。スポーツ観戦やコンサートでも声を出して楽しめるようになりました。
イベントを楽しんだあと、いつもの美声が「ガラガラ声」になってしまうのはなぜか、山王メディカルセンター副院長の渡邊先生にお話を伺いました。
声がれは声帯のSOS
カラオケで歌いすぎたり、大声で応援したりして、声がかれてしまった…という経験は誰しもあるのではないでしょうか。
ガラガラ声やかすれ声といった「声がれ」は、医学用語で「嗄声(させい)」といいます。
声を出す発声は、のどの奥のほうにある「声帯」が担っています。
声帯は左右一対となっている帯状の器官で、唇のように開閉しています。息を吸うときは声帯が開きますが、発声時には声帯を閉じ、息を吐く圧力で声帯のひだを振動させて、声を出すのです。
大声を出したり、無理な発声をしたりして声帯に負担をかけると、声帯が炎症を起こしたり、むくんでしまったりします。そのため、声帯がしっかりと閉じずに声がかすれるというわけです。
声帯の炎症は、声の出しすぎのほか、風邪やアレルギー反応、喫煙、飲酒といったことでも起こります。
【お酒の飲みすぎも「声がれ」の原因に!?】