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「バルカン室内管弦楽団 World Peace Concert in Rome 2022」に弊社代表取締役社長の藤井隆太がフルート奏者として出演します。

2022.08.22 お知らせ

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【トピックス:9/26更新】
1585年に設立されたローマにある音楽大学「サンタ・チェチーリア国立アカデミア」のホームページに、バルカン室内管弦楽団コンサートが掲載されました。
https://santacecilia.it/concerto/concerto-per-la-pace-2022/
(イタリア語/英語)
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この度、弊社代表取締役社長である藤井隆太が、2022年10月にローマで開催される「バルカン室内管弦楽団 World Peace Concert in Rome 2022」にフルート奏者として出演することとなりました。

[日時]2022 年10 月5 日(水) 20 時30 分開演予定
[会場]パルコ・デッラ・ムジカ シノーポリホール
[指揮]柳澤寿男(バルカン室内管弦楽団音楽監督)
[管弦楽]バルカン室内管弦楽団

[プログラム]
・ヴァルトン・ベチリ(コソボ作曲家): スピリット・オブ・トラディション
・尾高尚忠: フルートコンツェルト30b(Flute 独奏 藤井隆太)
・プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第2 番 (Violin 独奏 コリヤ・ブラッハー)
・メンデルスゾーン: 交響曲第4 番「イタリア」

[主催] バルカン室内管弦楽団ローマ公演2022 実行委員会/サルペリ・アーティストマネジメント

チラシはこちら(英語版PDF)

【バルカン室内管弦楽団の活動について】
バルカン室内管弦楽団は、旧ユーゴスラヴィア解体後、各地民族紛争で交流のなくなった地域に音楽で文化交流を再開することを願って2007 年に日本人指揮者柳澤寿男が設立したオーケストラです。2009 年には、現在のウクライナ戦争のひとつまえの戦争(ヨーロッパ圏内)となるコソボ紛争で敵対した民族同士による音楽家たちによるコンサートを、コソボ北部において国連コソボ開発計画・国際安全保障部隊・コソボ警察とともに開催しました。

2009 年には日本招聘コンサートも開催され、その後は本戦争の第三国となる日本のイニシアティヴのもと、年に1、2 度World Peace Concert と称し、国・民族・宗教を乗り越え、隣国・隣人との共存共栄を願ったコンサートを世界各地で行っています。

これまでにウィーン、ジュネーヴ、ニューヨーク、ベオグラード、東京などで開催し、ジュネーヴ国連欧州本部総会議場公演(国連欧州本部/在ジュネーヴ日本政府代表部主催)も実現して参りました。特に旧ユーゴスラヴィア南部においては、現在もなお、ほぼ唯一の他民族文化交流の場として貴重な架け橋になっています。

2022 年は設立15 周年を迎え、民族の共存共栄のピースメッセージも含め、世界中の音楽家の聖地のひとつであるローマにてWorld Peace Concert を開催いたします。「バルカン」という言葉には、まだまだマイナスイメージもあり、何とかバルカンを西ヨーロッパの舞台に羽ばたかせたいという強い願いがあります。戦争で著しく低下したクオリティの復興を設立当初より目指し、2022 年にはベルリンのレーベルAUDITE とのレコーディングによるCD をリリースし、日本政府の楽器文化無償援助、日本人音楽家による技術支援等の尽力もあり、ようやく先進国並みのクオリティを取り戻しました。そしてクオリティの復興とともに、西ヨーロッパの舞台での演奏は、バルカン地域の音楽家の夢であり、西ヨーロッパ在住のみなさまにバルカン地域の戦争後復興の文化水準を知っていただく貴重な機会になることを願っております。

この度は、経営者と音楽家の2つの顔を持つ藤井隆太氏、および元ベルリンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのコリヤ・ブラッハー氏をソリストにお迎えします。オーケストラメンバーには、ローマ歌劇場管弦楽団や名門サンタ・チェチーリア管弦楽団の演奏家にも参加いただき、文化交流を通したバルカン地域の文化発展に益々貢献したく思います。

2022.8 バルカン室内管弦楽団ローマ公演2022 実行委員会

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