キリン
●カエルののどはなぜふくらむの? カエルは、のどをしょっちゅうヒクヒクさせていますが、あれは呼吸のためです。ご存知のように、カエルはエラ呼吸も肺呼吸もできる両生類ですが、肺をふくらませる横隔膜がないので、肺から吸い込んだ空気をいったんのどの袋にためてから、鼻を閉じてこの空気を肺に送り込んで呼吸をしています。それでいつものどをヒクヒクさせているのです。 また、カエルが頭よりも大きくのどをふくらませている様子を見たことはありませんか。あれは鳴嚢(めいのう)と呼ばれる袋です。
動物の鳴き声は、仲間とのコミュニケーションの手段であると同時に、オスがメスに対して自分を誇示するような、広告としての役割ももっています。そのため、より遠くまで声を届かせること、つまりより強い信号を送ることが望ましいのです。カエルはのどから出す声を鳴嚢に共鳴させ、声を増幅させて大きな声にしているのです。カエルのすべてが鳴嚢をもっているわけではありませんが、鳴嚢のあるカエルは、ないカエルの10倍も遠くまで、声を響かせることができるんですって。